中島みゆき『2020ラスト・ツアー 結果オーライ』が二年の歳月を経て手元に届く(Blu-ray編)

中島みゆき

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 おことわり

 

( ↓ 前回 『結果オーライ』の感想 CD編)

 

前回の『CD編』と比べても「お前は何を言っとるのだ」度が増しております。

 

「CDの口コミでもチェックしようかな」というライト層の方には後ずさりされそうだし

 

深く深く応援されている方には、逆に怒られやしないかとちょっと不安になります。

 

(…いや、ファンゆえにこんな感想になったんです…)

 

そして…このBlu-ray・DVDは特典映像であり…これから見る方のお楽しみでもあるので、あまりにもネタバレになるようなことを書くのは控えさせていただこうと考えております。

 

その為ますます「お前は何を言っとるのだ」状態になっているかと思います。

 

…でもどうしようもなくネタバレになっている箇所もあるので未見の方はご注意ください。
初回特典Blu-rayの個人の感想記事です。

 

 

 

 

 特典Blu-ray

 

リハーサルスタジオで造り上げていく日々。その貴重な映像です。

 

日に日に本番が近くなって…。
あ、衣装がえも練習するんだ~。そりゃまぁそうだ。そうだな。

 

こんな感じで、リハーサル、1月のツアー開始から、現時点で最後の公演となっている 2/26大阪フェスティバルホールまでの日々を、52分かけて私たちも目撃できる作りのようです。

 

 

 1/9 東京 ゲネプロ

 

いよいよ。いよいよ。

 

 1/12 東京 新宿文化センター

 

入待ちの人々から「みゆきさーん」の声。

えー、いいなぁ~。こんな入待ちらしい入待ちができる会場。

 

私、人生初の偶然叶った入待ちは、中の様子が窺えないクルマ越しでした。

 

今まで、当日もぎりぎりまで仕事して駆けつけるのが常だったので、ファン歴そこそこのわりに
出待ち入待ちをしたことなかったんですね。 (前回はツレとはぐれて大騒ぎだった)

 

欲はかくな、たまたま遭遇したんだぞ、それだけでなんて素敵なことじゃないか。

 

 

当日ぎりぎりまで微調整されてるんだな、と気付かされます。

 

すごいなープロの仕事。

細かな細かな準備を続けて幕が開くのだな。 そしてそれを見させてもらっているのだな。

 

客席からは決して拝めない角度からの、歌うみゆきさんのお姿。
翁長さーん、ありがとうございまーーす。

 

 

 舞台は石川へ 1/20 1/21 本多の森ホール

 

あぁ、どことなく空気が変わったようです。

日本は広くて長いんだなとあらためて思います。空の色も雲の重さも。

うぅ、雨上がりの石段が冷たそう。

 

ここはまた…特殊な形状のホール…なんですかね?  いつもと勝手が違う場所に対応されて
いる、これまた貴重映像。

 

私の中の《神度》がまた跳ね上がります。

 

 次は29日からの福岡 1/29 1/31 2/1 福岡サンパレス

 

1月も終わりに近づきました。

ぎゅっと胸が締め付けられます。

 

…私たちはもはやこの『結末』を知ってしまっている。

坂を転げ落ちるかのように日常が失われるまで、あと少し。 続きを見るのが正直怖い。

 

 糸

 

ひいい!この照明の当て方!

 

 

 

菩薩だ!

 

どこの寺だ! 三十三間堂…実は行ったことない! 金峯山寺…ご本尊違い過ぎぃ! 重厚感で東大寺!? この、この浮かび上がるような光の当て方は、国宝を所有する寺院のそれです。

 

みゆきさんの衣装もどことなく着物風なので、暗闇から浮かび上がる様は、さながら観音菩薩の
裳ですよ。

 

そして照明さんは神!

 

ここで『糸』の感想をば少々…。

 

先日のNHK『SONGS』で『糸』は13年ぶりの披露だと説明されてました。え、もうそんなに? (2007年のツアー『歌旅』以来…そうか、あってるな)

 

あ、この『糸』!  『自己肯定感がズドーンバージョン』だ!

 

えーと、もちろん私の造語なんですが、今回の『糸』 2番を聞いた時にそう思いました。

 

 

 

えーとですね、みゆきさんの歌の中には、一曲の中に複数の《私》が出現するケースがありまして。 と、私は思ってまして。

語り手…。歌い手…。目線…。が曲中で交代する場合があるんですね。

 

(↓ 以前 「5人登場する」と説明された 『ファイト❕』の話)

 

で、結果オーライ版 『糸』の《私》は、2番で己の無力さにズドーンと落ちてます。

 

こんなレベルの私がなんぼのもンなのと泣いてます。 若干噛みついてもいます。

 

誰かの助けになれるかもということも確信持ててません。

だけどこんな私でも人の役に立ちたいという願いは抱いています。

相手を通して自分の存在意義を確認したいって欲求(祈り)もあるのかもしれません。

 

3番で声が変わります。やや太くなります。別の世界から優しい存在が降りてきてくれました。

それは本当に『最後の女神』かもしれないし、自分の中にある神性かもしれない。
《私》を見捨てない《私》です。

 

 

 

ちなみに2007年版の『糸』は、私は『徹頭徹尾慈愛バージョン』と呼んでおります。

 

 そして大阪になる 2/26 (2/28 2/29) 大阪 フェスティバルホール

 

「多数の方が集まる全国的なスポーツや文化イベントについて今後2週間は中止や延期、規模縮小の対応を要請する」

 

関係者の皆さんは既に会場入りしている時刻。 スマホからもたらされた政府発表。

 

…みゆきさんがどのようにそれを知られたかはわかりません。

 

ただ、後ろ姿は時として、言葉より多くの感情を乗せているように思いました。

 

ここは見てて辛かった…。

 

 

開場前のホール。誰もいない赤いシートが突き刺さります。ここは、明日から誰も座ることを
許されなくなる。少なくとも2週間は。

 

…開場しました。

 

あぁ、確かに私の見た、私が居たロビーの光景です。

 

感染対策、厳戒体制。

 

緊張感が漂っています。

 

私はセーフだったのか? 滑り込めたのか? さすがに、一応、今日はあるよね?

そして延期が決定した3月の名古屋公演 (「名古屋はない」という情報が先にもたらされた)

 

自分が大好きなだけに、今、名古屋組の人たちがどんな思いかと想像すると凄く悲しくなりました。

 

自分の、もの凄い幸運を感謝すると同時に申し訳なくなったこと。

 

ここ3週間ほどずっと気を張りつめていて疲れていたことを、Blu-rayを見ながら昨日のことのように思い出しました。

 

 

あ!開演前の円陣がソーシャルディスタンスバージョンだ!

お師匠さんの茶目っ気ある姿に救われた思いがしました。

 

この方たちはプロ。

あの日の私はめっちゃくちゃ動揺してたけど、そのすぐ傍で幕をあけてくださった人がいる。

 

2年を経て、癒されました。

 

 

 

例のご挨拶終わりで『誕生』のイントロが流れます。

 

 

入念な準備を重ねてお迎えしてくださった、あらゆる関係者の皆さん。

 

万障繰り合わせてみゆきさんに会いに来た人たち。

 

曲のところどころにその姿がインサートされます。

 

 

この人の笑顔が、今もあればいいな。

 

私この日のこと忘れないよ。

 

みゆきさんに包まれながら、私がこの公演で貰ったのは、見知らぬ人との連帯感と、この先の幸運を願う気持ちでした。

 

 

 

ところで! 私は! 映ってないのかな!? (そんなわけなかった)

 

 そして

 

あぁ、やっぱり。

 

そして、スタッフロールに。

 

そうですね。

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