中島みゆき『2020ラスト・ツアー 結果オーライ』が二年の歳月を経て手元に届く(CD編)

作品感想

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コロナウイルスの蔓延により、ツアー途中にして『とりやめ』を余儀なくされた
「中島みゆき2020ラスト・ツアー『結果オーライ』」

 

この度「翌日の反省材料の為に収録してた」 ~お師匠(瀨尾一三)さんの一級のジョークかな? いや、本気かな。だってお師匠さんだから~   その貴重な音源がCD化されて発売されました。

 

改めて聞きながら、あの日客席で抱いた感覚、感想を再度揺り起こしています。

 

(↓あの日のこと忘れない)

 

 

と、いうわけで『結果オーライ』CD編、個人の感想記事です!

 

 

『一期一会』トップを飾る曲

 

渾天儀をぶったぎったような、つまりその下にいるような、つまり流れてゆく星々と昼と夜に抱かれているような…舞台セットです。

『一期一会』の世界ともよく合います。

 

あ、今、CDの裏面見たら、恐竜の骨みたいにも見えるなぁ。

 

うん、つまり悠久の時の流れの中にいるような気分です。

 

やっぱり『一期一会』に合います。

 

『糸』

 

(『結果オーライ』特典映像Blu-ray編 の感想を後日書こうかと思ってます)

 

 

『ローリング』だぁぁぁ!

 

(『このブログについて』にも書いておりますように、私にとって『ローリング』は三本の指に入ります。イントロ流れた途端、びくうっ!となったのを又思い出しました。

 

「ろぅ」がいい!

 

これを文字で表せないのが歯がゆいです。

 

「ろぉ」かな。「ろおぅ」…あぁ、なんて文字って操るのがこうも難しくて力及ばずになるんだろう。

 

…どうぞ皆さまご自身の耳で色々感じ取ってください…としか言えない…。

 

『流星』

 

初出しの時も、ツアー中の一光景が垣間見えた気がしてドキドキした一曲。

サービスエリアでこんなやりとりがあったのかなぁ。

私は子どもの時に飲んだココアが今でも思い出されるよ…って話が脱線した!

 

ラストツアーと銘打たれた今回。回り続け走り続けた日々のことが…みゆきさんを始め、長いつきあいであるチームの皆さんそれぞれの胸に去来するのでしょうか…。

 

旅、非日常、夜、時間、テールライトの波。どこか死に運ばれていくにも似た感覚。

 

カラリと歌われてるんだけど
きっと、聴く人それぞれの内にある、ある種の切なさを呼び起こしている筈…。

 

 

『ナイトキャップスペシャル』だ~!

 

渋いとこ来たな~!

前回『一会』(2015~2016のツアー)は、同行者の事情にあわせ事前にセットリを調べてから行ったのですが、今回の『結果オーライ』は予習なしで参戦。

私の本来の楽しみ方である「客席で唸る」感覚が戻ってきました。

 

『宙船』みゆきさん最初から歌うバージョン

 

『歌旅』(2007年のツアー)では「TOKIOの長瀬さんに仮歌を渡す際、文ちゃんに歌を入れてもらったから、これが第一号、本家(←ちょっとここら辺の記憶が曖昧です。まぁ、そういう意味のことを言われました)です!」のMC終わりと共に、コーラスの宮下文一さんが一番を歌われたので。

 

(カラオケのDAMでも『本人歌唱 宙船』で見ることができます。MC部分はさすがに編集されてるが)

 

おおぉ、いずれにせよこの曲はカッコいいのだ。

 

 

(あぁ、どんどん終盤に近づいてくる。嫌だよお。現実に帰るのも嫌だ。会場出たら誰もが経験したことのない緊急事態にぴりぴりしている現実が待っている。次にみゆきさんに会えるのが正直いつかわからない日々が始まる)

 

『はじめまして』なるほどこれがトリなのだ

 

そうか。そうなんだな。とよくわからないけど、でも腑に落ちた、って感覚が押し寄せてきました。

 

明日に挨拶をし、生きてたら色々あるけれど、自分は何もしていないのに時には降りかかる災厄もあるけれど、でも希望を繋ぐ。

 

まさかツアー中にこんなこと(コロナ)が起こるとは誰も予期せぬことだったろうけど、この曲をラストに持ってこられたのは先見の明? それこそ、最適解で結果オーライ?

 

 

 

どうか生き延びて、また会いましょう。

 

一期一会でこのコンサートに集まった人、隣り合わせた人、今日同じ会場の屋根の下にいる人。

 

はじめまして。そして明日からまた頑張って、機会があればどこかで会いましょう。お互いに気付くことはないとしても、すれ違ったたくさんのあの人たちがどこかで頑張っていることは確かな連帯感をもたらしてくれます。

 

生き延びて、またどこかで会いましょう。

 

 

「CDを聞いて、あの日のことにどっぷり浸った話」でした。

 

「Blu-rayを見て、あの日のことに…以下略」はまた後日書こうかな…と思ってます。

 

 

( ↓ そして後日)

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