中島みゆきコンサート 歌会vol.1 4/25大阪フェスティバルホール 【公演中感想・後篇】

中島みゆき

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 歌会vol.1 祝 千秋楽

ご無事の千秋楽 誠におめでとうございます。

当初のご予定通り、つつがなく全公演を終えられましたこと
ほんとに、ほんとに、おめでとうございます。

 

みゆきさん、奏者の皆さん、関係各位の方々、
5ヵ月にわたる素敵な公演を、ありがとうございました。

 

 

当記事は、公開を待機しておりました 4/25 大阪フェスティバルホール の感想(後篇)です。

公演中のことにも がっつり触れております。

 

時系列としては

 

( ↓ こちらは終演後の話も含みますが )

 

の続きとなります。

 

公演が佳境になるにつれ、感情の振れ幅が大きくなっています。

もう誰にも止められない。

 

 M9【ミラージュ・ホテル】

 

うおう、渋いの来た!

イントロでぞわぞわーっとなりました。

 

 

あー、私あのルームキーになりた~い。握られた~い。

うわー、廻ってくる光に射殺されたい。

(って、思った方多いと思うんですが、いかがでしょうか)

 

 M10【百九番目の除夜の鐘】

 

ん、【観音橋】???

 

ホリゾントに六角堂が浮かび上がり、一瞬そんなこと考える。

私好きなんですけど!

 

あ、いや、これは『こっち』の方だ!

生歌聴いたの久しぶりだ~。(そりゃそうですね)

 

 M11【紅い河】

 

あ、夜会関係メドレーだ!
ここでやっと気がつく(おそっ)

 

次にホリゾントに現れるのは、
『2/2』の、あの…正式にはなんという名前なんだ。竹の、あれ。あれ。

 

爆発寸前の圧倒的孤独を飼いならしながら、抑え込みながら、
それでもたった一人のあの人へ
受け入れて欲しいと手を伸ばさずにおれない。

 

えー、次、『金環蝕』から【泣かないでアマテラス】来たら死ねるんですけど~。

 

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 M12【命のリレー】

 

がたっ
首が取れる音 (取れません!)

 

『金環蝕』からは来なかったけど
【命のリレー】大好き好き大好き!!!

 

うっわ~、
《何聴いても嬉しいけれどその中でもあったら嬉しいやつ》の一つ来たよこれ!!!

 

 M13【リトル・トーキョー】

 

かっわいい!です。

手拍子を許されて、私たちもライブ参加の楽しさに浸ります。

 

 M14【慕情】

メンバー紹介

 

「あれ? この曲《結果オーライ》に続いてまた採用だね。お好きなのかな?」

 

違う違う…。私が偶々幸運だっただけ。
この曲披露される場だった《結果オーライ》は、途中で止まってる…。

 

 M15【体温】

 

文一さんのXで「吉田拓郎さんから譲り受けたギターで一曲」と言われてたので…。

 

(↑ 宮下文一さまの Xより )

 

じゃあ【体温】かな?
はたまた【永遠の嘘をついてくれ】

大穴で、みゆきさんの【唇をかみしめて】大好きだから、そっちでもいい!

 

あ、【体温】だ! やっぱりね。

 

CDで聴いた時は、そのほんわかした雰囲気に「全体のバランスを取るための、箸休め系?」

「あ~、この曲が染みてくるには、私側が何年か熟成させなきゃいかんやつかな」

 

つまりはまだピンと来てなかったのですが

 

 

みゆきさんファン生活、まぁ、そこそこ。
その時は「ほえ~」でも 数年経ってから「ぐはっ」となる経験を何度か積んでいます。

 

生歌で聴けたせいかな。

予想してたより「ぐはっ」経験、早く来た。(約1年後)

 

 

 

私がひとつの、道の曲がり角を迎えたのか。

 

世界中の、Yes か No かでは片付けられないものを、アルバムリリースよりこっち、さらに見る形になったからなのか。

 

 

 M16【ひまわり“SUNWARD”】

 

これも、事前に「出る」と知ってしまった曲。

 

けど、この社会情勢。

東欧の戦火を想像させるこの曲は
「来ておかしくない」と思ってました。

 

件の、ホリゾントは、不思議な色合いを見せている。

 

ひまわり色で、一面まっ黄色! な~んて単純な演出はしない。

 

ところどころの水色が、冷たい土を無理やり掘った、塹壕の断面に見えてくる。

 

又は、幾重にも折り重なり、時にはそれを、強引に別の価値観で埋めた、あの辺りの歴史にも見えてくる。

 

ふと【4・2・3】を思いだした。
ここにいる私には測り知れないことばかりだ。

 

 

アウトロでは、わかりやすく、戦争の気配が音で表現されていた。

個人的には、そこまで直接的ではなくて…ちょっと匂わすくらいが好き~。
いや、そういうことじゃなくて。

 

もう、大変なことはずっと起きてるんだ。

さっきの自分みたいに「よくわかんないけど~」にしていてはいけない。

目をそらさずにいる覚悟を問われているかのよう。

 

 M17【心音】

 

「あれだけグッズ展開されてて歌わない方がヘンでしょ」
「確かに」

と、いうわけで予測がついた一曲。

 

 

この曲に入られる直前ののMC

「人生、何が起こるかわからないものですね」

と自嘲気味、嘆息されるように
言われたものだから

 

そうですね、この4年間、辛い別れや衝撃的なことが起こりすぎた…と、今夜のコンサートの流れも含め、頷いていたら

 

「まさかアニソンをやろうとは」

そっちですかーい!(爆)

 

 

おおお、ホリゾントまたもや大活躍。

 

…アニメ、流れます。

映画見た時は、思春期少年少女のひりつくような感情大爆発!

って印象だったのですが

今日聴くと、全ての世代の人へ向けられているような気がするよ…。

そりゃみゆきさんだもん!!

 

 

アニメの名場面との融合は、凄まじい破壊力がありました。

 

 

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 M18【野ウサギのように】

 

あぁあーきつねのもりだぁぁぁ。

【リトル・トーキョー】 同様、“可愛らしさ” 満載です。

 

あぁ、この人は私の「生涯の推しだ」

踊られるみゆきさんを見ながら、心がふわふわと抜け出るような感覚。

 

 

みゆきさんは、コンサート終盤のMCで

「今日お会いできて嬉しかったよ」ってことを
その時々の言葉で伝えてくださるのですが

走馬灯のように、過去のそれらが脳内を流れました。

子どもの頃から好きで、だからこれまでの人生のほとんどに、みゆきさんの歌が俱にあって

「わからん」と思ってた曲がわかるようになったりもして

時の流れを感じることも増えてきて

 

ほんとに、みゆきさんの歌と一緒に歩んできたんだな私。

 

 M19【地上の星】

【新(シン)・地上の星】ではないよな…。

お衣装も、紅白黒四を彷彿とさせる深い色のドレスです。

 

みゆきさん、曲終わりお辞儀。

そして上手へ行かれてお辞儀。

 

みゆきさんの、退場前の、3ヶ所でのご挨拶。

これが、既に始まっていることに
…気付くのに遅れました。

 

 

あー!!岩戸がしまってしまうううぅ
さようなら、さようなら天女さま!
アマテラスにしてアメノウズメ、
今度はいつお出ましくださいますかー!
それまでお元気で、またお会いできますように!!!

……みたいなことを心で叫ぶのが通例なのですが(危ない)

 

あまりに近い為の、心の出遅れpart2

…反応が遅れた…。

 

 

私、下手側。
止まられたみゆきさん

め、めっちゃくちゃ近い…。

コンサート始まりは、立ち止まられることはなく目の前を通り過ぎてゆかれたわけですが。

 

ちかい。

遮蔽物なしに、みゆきさんがちかい。

 

「皆さまーー」って感じの、全体を包み込むようなお辞儀をいつもされるので

さすがに
「目ぇ合っちゃったの!!
こっち見てくれたの!!」

みたいな幻想に陥ることはありませんでしたが

 

はわわわわ…。

 

 

夢のような時間が、幕を下ろしました(緞帳は、ないです)

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