Apexに命を救われた私
峠を走行しておりました。
こちらは登り坂。谷側。
バイパスが点検補修の為、峠にはいつもより多くの車が流れてきていました。
カーブにさしかかったところで、突然対向車線の車がセンターラインを大きくオーバーして向かってきました。
相手は下り坂。既に勢いづいています。
相当なエネルギーを持った物体が膨らんでくるのは恐怖でした。
次の瞬間には運転席は潰され、衝撃の大きさによっては谷へと弾き飛ばされます。まず叩きつけられるのは助手席にいる私です。
正直言って「終わった」と思いました。
…今ここでブログを書いていられるのは、何とか回避できたからです。
運転者が言うには「相手もハンドルを切ったのがわかったので、それで生じる筈のスペース目掛けてハンドル切った」
…幸い対向車にもガードレールにも擦ることもありませんでした。
Apexをやっていたので咄嗟の時にも冷静に判断する力が培われた、かもしれない、だそうです。
へ、へぇ~。
そんな効果が。
それじゃ襖の向こう側から銃声が響こうとも、Discord介しての罵り声が聞こえようとも、そのApexに救ってもらえたんだから私も文句は言えないなぁ。
山を降りてきた時には緊張が緩んでどっと疲れが出ました。呼吸が浅くなってたみたいです。
命があって、家に帰れることってみんな当然の様に思っているけど、けっこう奇跡なことかもしれないですね。
明日はいくらでも、突然断ち切られる危険性をはらんでいます。
今日生きられたことは素晴らしい
死にかけた恐怖は根深いです。さっきは夢の中でバスと衝突しました。
今日、自分の命が継続した事に比べたら、日頃の悩みごとなど物の数ではないように思えました。
そして、今回は災難に遭った側でしたが
ハンドルを握る以上、加害側になるかもしれない危険性はいつもあるんだなと思わされました。
皆さまも運転の際はお気をつけくださいませ。
日常を続けましょう。