一週間経とうとしていますが
18日の新潟、山形の地震。
最大震度6強の中で、命を落とされた方がいらっしゃらなかったのは何よりでした。
雨の季節なので気を抜けない日々もあるかと思われますが、これ以上の被害がないことを祈り
ます。
それを持って走れるの?
先日、非常用持ち出し袋を持ち上げてみて愕然としました。重い!!
東日本大震災後に購入した持ち出し袋で『防災士監修』なんて謳い文句も付いていたような気がします。
5年保存水にラジオ付きのLEDランタン。
乾パンの類。
元から入っていた防災グッズに加えて、衛生面を考えて下着の替えやらプラスチックのスプーンフォーク。
写真は無くすと辛いと聞くので、お気に入りをまとめたアルバムにUSB。などなど…。
抜かりなく、詰めたつもりでした。準備をしたことがで安心を得ました。
しかし、片手で持ち上げてみて不安に…。非常時にこれを担いで私は逃げられるの?
やっぱり命なんだろう
日本は地震列島、どこに居てもと言いますが、私の住む地域は、中でも楽観視できないエリアと言われています。
以前、避難経路を辿ってみたのですが、『最悪の事態』と避難場所までの距離を考えると
「…無理ゲーじゃない?」
1分1秒が生死を分けるなら、やっぱり身軽に走れないといけない。
今はまだいいです。しかし、『いつか来る地震』が老齢に入った頃にやってきた場合、
今よりも落ちるであろう体力で、重い物を持ったり猛ダッシュができると思えません。
と、なるとやはり身一つで逃げるしかなさそうです。
夜間の地震に備えておくもの
地震の翌日のニュースで『夜間の地震に備えておくもの』として、
を枕元に置いておくように、と紹介されていました。
なるほど、これくらいが現実的であり、実用的なのでしょう。
これに各々の事情を考慮していくらかの手回り品をプラスする…いかんいかん、また増えそう…。
実際、同じ番組内で「持ち出し袋を手にしかけたが、重いし、まず逃げることを最優先させた」と答えている方がいらっしゃいました。
(なんか…映ってるそれが私の避難袋と酷似していたんですが…気のせいかなぁ…)
地震その後
ところで、支援物資が届くまで、3日間は持ちこたえられるように備蓄しておくことが
望ましい、そうなんですが…どうしたもんでしょう。
普段から便利でもない土地。
ここに被災という事態になったらますます陸の孤島となりそうです。
でも、身一つで逃げなきゃ、命には代えられない。幸い、水さえ被らなければ、気象の面では冬でも凍える心配だけはありません。
とにかく逃げて、もし家に戻れる状況ならば「アルファ米買っててよかったねー」と喜ぶ、
それくらいの気持ちでいた方がよさそうです。
まずはやれることから
地震の翌日、ベランダに長く放置されていたガラステーブルを家から出しました。
これで有事の際も上から落ちて家人がケガをしたり、流出して他所さまに対しご迷惑となることは 避けられそうです。
平時から少しづつでも不用品は片づけること。
皆が意識すれば、非常時に街全体の助けに繋がる様に思います。
少しすっきりしたベランダに立って、そんなことを考えました。