中島みゆき ニューアルバム『ここにいるよ』 【部屋がパワスポになります】 

作品感想

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 ニューアルバム『ここにいるよ』

 

ニューアルバムの感想を自分のブログで書くかどうか、しばし迷いました。

 

別に世間に発信しなくても、私にとって素晴らしいものであることは揺らがないし、
別に私が言わなくても、素晴らしいファンブログや考察ブログがたくさんお話をしてくださるだろうから。

 

でもこれだけは言いたい、あ~、濃厚なアルバムでした~。

 

温泉か、強力なパワースポットから帰ってきた後のように、鑑賞後は熟睡しました。
殊に『エール盤』のエネルギー半端ないです。

 

 私の、しあわせな時間

 

部屋中にみゆきさんの歌が奔流となって流れます。

 

日中、誰もいなかったのを幸い、そこそこの音量。
普段なら、理解はあるとはいえ、襖の向こうから苦情が来るレベルです。
こんなひとり時間を過ごせるなんてなんて幸せなんだと思います。

 

お寺で煙浴びるように、体の痛いところに届くように、口から音を吸い込んでは
体内に通していました。
『ひまわり“SUNWARD”』『瞬きもせず』に至っては上半身ぐ~るぐる揺れています。
あぁ、人には絶対見られたくないなぁと、なけなしの理性が嘆息しています。

 

そんなことをしていたら『負けんもんね』の頃にはかなりくたくたになっていました。

 

「ライブの構成って緩急つけてうまいこと作ってあるんだなぁ」と唐突に、感心しました。

 

『ホームにて』はともかく、あの『地上の星』でクールダウンする日が来ようとは。
いやはや、びっくりアルバムでした。

 

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