中島みゆきコンサート 歌会vol.1 4/25大阪フェスティバルホール 【公演中感想・前篇】

中島みゆき

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 歌会vol.1 祝 千秋楽

 

ご無事の千秋楽 誠におめでとうございます。

当初のご予定通り、つつがなく全公演を終えられましたこと
ほんとに、ほんとに、おめでとうございます。

 

みゆきさん、奏者の皆さん、関係各位の方々、
5ヵ月にわたる素敵な公演を、ありがとうございました。

 

当記事は、公開を待機しておりました 4/25 大阪フェスティバルホール の感想(前篇)です。

公演中のことにも がっつり触れております。

 

時系列としては

 

の続きとなります。

 

 ちょっと待てぃ

 

舞台を一瞥して

「いやちょっと待て」

 

私はその…今回、自分史上最高の良席をいただきました。

丸二日ほど、正気を失いました。

 

でも、過去の賢人たちは言う。
「あんまり近すぎるのも考えものだ」

 

…そうだよな。

 

首、こーーーんな風にしないといけないかもしれないし、

逆に見づらいということもあるかもしれない。

 

《縁会2012~3》みたいにがっつり立体的な舞台装置だと、見えるところ見えないところが出てくるかもなぁ。

そんな覚悟をして行きました。

 

ん?

ちょっと待てぃ。

歌会vol.1
[1]と銘打たれたステージ

人はこれを原点回帰とでも呼ぶのか!
シンプル・イズ・ベスト!

 

すっとーんと、装飾を排した舞台。

え?え? ちょっと待って。
かなり色々見えるんですけど。

 

「公演始まってからあらためてチェックしましたが
ピアノの蓋がほんのわずかに上がってる部分で、杉本和世さんのお顔とかぶってそこだけ見づらい」

 

程度でした。

 

私、自分の知らないうちに
残りの生涯分の運と、等価交換したかもしれない。

 

ベルが鳴り、奏者の皆さまが位置に着かれ……。

 

 

あっひゃあ

 

変な声出てもうた!

 

聞こえてないとは思うけど、

…近い、近すぎるっっ!!

 

近すぎて、出てきた人がみゆきさんと認識するのがコンマ数秒遅れた!!

引きの絵で全体を見られない分、
反応が遅れたのです。

 

 

 M1【はじめまして】

 

セットリ事前に知りたくない派の私。
〔うっかり]この曲が来るのは事前に知ってしまってたのですが、

 

《結果オーライ》の大ラスを飾ったこの曲が、今回の歌会始めにもってこられたということ。

 

んっふっふ

 

 

そういうの、

 

好きですよぉ。

 

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 MC

 

コロナのこと、それに伴い、いきなりツアーが中止に追い込まれたことに触れられました。

『忘れもしない2/26のここだった』

 

…そうそう、あの日私はここにいた…。

 

みんなが、大なり小なり動揺してる変な空間だった。

 

申し訳ないが、みゆきさんの集中も、若干削がれてるように見えた。

 

そりゃそうだろ。と、その時思ったし、今も思ってる。

こんな事態になったら、座長として色々考えまくるわ。

 

と、MCを受けて、そんな記憶を反芻しておりますと

次なるイントロは…。

 

 

 M2【歌うことが許されなければ】

 

コロナ禍話のあとに
【歌うことが許されなければ】がくるのも、くはーっ。

 

( ↓こちらに収録されています )

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どこかの地域をほのめかすような、
特徴あるメロディー。

そして、この度のお衣装も
光の当て方によって「あそこら辺かな?」に見えてきます。

 

どこの国とはわからない。

国の名はわからない。 (あ、【EAST ASIA】風味だ)

 

そもそも国境線なんて、
当時の為政者が勝手に引いたものだから。

 

それに振り回されて何世代先まで禍根が残る。

 

あの辺りで起こった紛争、迫害を受けて作られた作品だと察せられるのですが、

 

4年前のあの日から、

歌うことを止められた/表現を止められた、みゆきさんの、いや全アーティストの魂の声にも思えてくるのです。
(そう受け止められた方、多分多いと思う)

 

 

 M3【倶に】

 

「病院に縁があって~」のMCから始まった。

 

なんて慈愛の歌なんだろう。

 

あ! CDとちょっと違うな!

け(っ)はーい で拗音のが入り
それが確かな存在感を呼ぶと
私、以前書いたのですが

 

あぁ、今日のはとても柔らかな風だ。

山を軽やかに越える【EAST ASIA】の風だ。

 

 

 M4【病院童】

 

あ、医療関係って言われてたから
なんか 《親愛なるものへ》( の【浅い眠り】)が来るのかな、と勝手に予想してました。

 

からりと歌われるけど、歌詞けっこうえぐいよなーこれ。

 

生きてきた中で、どうにもならなかったことに遭遇することも増えてきたし、
苦い記憶などが呼び起こされ、かさぶたをめくられて、心に刺さる…。

 

 M5【銀の龍の背に乗って】

 

何回か収録、発表されてる曲だけど、最後のリフレイン

これは『どっちverや?』
『ああ、あっちやなぁ』とか楽しむのです。

 

あ、 『今日はこっち!』

 M6【店の名はライフ】

 

わぁ、渋い!

初期の曲聴けると凄く得した気分~!
多分知らない時代を垣間見せてもらえるからだろうな。

 

北国の、あの頃の学生街はこんな感じだったんだろうかと
想像の翼を広げるのです。

 

 M7【LADY JANE】

 

筆者は、アルコール入るとすぐに眠くなるので、バーに長居できるというだけで尊敬の対象です。

 

そしてこの曲
2020年秋に逝去されたバンマス・小林信吾さんの音源が残っていたとのことで、
その間 キーボードの坂本昌之さんが立ち上がられ、すっと下がられました。

 

 

2番の歌詞にもあるけど、船にゆられてるようだ。

フェスティバルホールという方舟が、この世の全てから切り離されて波間…宇宙を漂っているようだ。

 

(↓こういうのに乗って)

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「追悼に」というのが頭にある為か、この世の外側にいるかのようだ。

 

夜があけて店の外に出たら (方舟がごとりと山の上に着いたら)
そこには一体どんな世界が広がっているんだろう。

 

 

3番では「ずっと残って」となかなかハードな要求をされる。
変わらずにいるのは大変なことだ。

 

言葉が通じない国というのはどういうことだろう。

 

翻訳アプリがもっとありふれて
それぞれの文化を示す言語が一本化されちゃう、便利なんだか不幸なんだかの世界?

 

生成AIに囲まれて、人の体温が遠退く世界?

 

終末系映画で見たような、戦の後の砂漠の世界?

 

既に始まっている感もあるけど、己の意見をまくしたて相手を抑えつけた方が『勝ち』の世界?

 

 M8【愛だけを残せ】

 

小林信吾さんの追悼は、ここにも懸かっていたのではないか。

 

結局何も持っていけないし
物や金も残したところで、うーん…まぁ。

 

 

その人の記憶を持つ人が全て亡くなった時が、人の第二の死だとかいうけれど…。

その時まで、愛が残ってたら、もう十分じゃないか、最高じゃないか。

 

 客席側の点灯

 

「ふぇすてぃばる・ほーる さぁーん」

嬉しい一時でした。

 

「お洒落してるぅ~」 と言われて

「何着ていこうかなぁ」
「赤はむしろ禁色かなぁ」
Nobody Is Rightのお店だ!ここにしよ!」

とか、色々考えたことをちゃんと見てもらえたような気がして凄く嬉しくなりました!!

(そんなことはないとわかってますよおぉぉぉ頭の半分では!)

 

 お便りコーナー

 

てっきり、休憩後に設けられるコーナーだと思ってたので (思い込みだな)
ちょっと驚きました。

「名前をこの人は後から読むの?」

「これは先に読んでいいの?」

と確認されるみゆきさん。

 

《後から読む》が出てくる度

自分か?自分来たか? と思ってドキドキしてしまう。

 

あ、あっれーー?
採用されなかった!!

 

(後篇に続きます)

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