【ネタバレ感想】『ゴールデンカムイ』 最終回 宣言通りの大団円になった

作品感想

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

スポンサーリンク

 『ゴールデンカムイ』 最終回

 

『ゴールデンカムイ』が本日、ヤンジャン22&23号をもって最終回を迎えました!

 

読めば読むほどスルメイカのように次なる感想も出てきそうですが、とりあえず、当日の所感を纏めました。

 

以降、ネタバレ感想です。

 

 東京へ

 

アシ(リ)パさんが、普段の装束のまま東京に来たことに、なにげに好感を覚えました。

 

実際、そうやって生きてきたスタイルなのだから、誰憚ることなく着用すればいいんです。

 

でも、いかにカオスな明治時代とはいえ、東京においてアイヌ装束は悪目立ちしそう。

 

ならず者に絡まれやしないか。

 

私なら、それが嫌さに無難な格好はないかと探してしまいそう。

 

ヘタレです。

 

貫き通したいと思っても、そこら辺、世間に迎合しちゃいます。

 

 

 

…実際、好奇の目を向けている人物が、背後にしっかりと描かれています。

でもアシ(リ)パさんはそんなことで怯むような人じゃない。

 

…まぁ…彼女に何かしようものならセコム杉元がただちに発動して、熊の胆の薬売りみたいな目に遭わされるんだろうけどね。

 

 

 

『意に介さず、世間の基準に全てを委ねることなく、譲れないところは貫き通せ』

 

冒頭1ページ目で、アシ(リ)パさんに教えてもらったような気がしました。

 

ふふ、これから先「またアシリパさんの教えに助けられちまったぜ!!」って私も言っちゃうことあるのかな、言ってみたいな。

広告

 

 

 杉元 「やっぱり生きてた」

 

いや、生存ルート疑わなかったけどね!?

 

…いやぁ~、長らく読んできたので、すっかりカムイに調教されてますなぁ。

 

先週も、刀が胸を貫通してようが機関車ごと落水しようが「まぁ…大丈夫だろ」で片付けたもんなぁ。

 

ただ、私の【軍帽紛失予想】は見事に外れました。

 

 

あれじゃあ帽子と杉元の両方に、マグネットでもついてんじゃないの!?

 

 

 鯉登の台詞がお気に入り

 

はっとさせられたのは、鯉登少尉の

 

「…(権利書も金塊も) 無ければ (軍人に国防が) 務まらぬというものであってはならない」

 

というところ。

 

 

 

生きてる中でついつい

『これがなければ一歩も前に進めない』
『これを手にできなければ意味がない』
『これをクリアできていない自分は人に劣っている 無価値』

 

になってはいないだろうか。

 

…いや、最後のはさすがに飛躍し過ぎかもしれないけど、でもどきっとした位だから、きっとそんな部分が心のどこかにあるんだろうなぁ。

 

 

『これが手にできなければ人生終わり』

みたいな思い込みに、勝手に囚われていませんか?

と突きつけられた気がした。

 

 

うむうむ、そういえば金塊争奪戦の中で命を落とした人って、けっこう過剰な執着に囚われてた人が多くなかった?

 

それしかないと信じることは、いいことでもあるけど、判断を狭めてもしまう。

これぞ!カムイの呪いかなぁ~。

 

なければないで何とかなるし

 

人生はいくらでも別のルートを模索していける

 

私が勝手に受け取った、鯉登からのメッセージです。

 

 アシ(リ)パさん、おつかれさまっ! お見事でした!

 

史実から解離したエンディングにはならないだろうと噂されていましたが
(つまり、さすがに新生蝦夷共和国ができたりはしない)

アシ(リ)パさんの尽力で、今日(こんにち)の結果があるとされたことには唸らされました。

 

あれだね!記録には名前は残らなくても、それを支えた人物がしっかりいるっちゅーやつだね!?

 

アシ(リ)パさん、お疲れさまでした。立派な生涯でした。

 

 野田サトル先生 関係者の皆さま ありがとうございました

 

「皆さんと一緒に最後を迎えたい」と言われてた最終回を、こうして、迎えさせていただくことができました。

 

立ち会わせていただきました。

 

楽しかったな~の一言です。

 

まだまだゴールデンカムイに纏わることは続くので、それらを楽しみに待っています。

 

ありがとうございました!

広告

タイトルとURLをコピーしました