私の宝塚記念が終わりました
私の宝塚記念が終わりました。
今、本当にそう思ってます。
タイトルホルダーが父の忘れ物を取りに行く!とか謳い文句になってたけど、
本当に、私にとっても宝塚記念は忘れ物であり落とし物であり、心が空っぽになったしょっぱい思い出でした。
(遠くへ引っ越し→世の中コロナ…等々あって、現地観戦したのは2016年の宝塚記念が最後なのです)
最後の直線、布団殴打しながら泣いてました。 父ドゥラメンテを泣きながら見送った16年の宝塚から早6年。私の忘れ物も今、タイトルホルダーから受け取りました。ありがとう。おめでとう! #宝塚記念 #タイトルホルダー #ドゥラメンテ https://t.co/EZtRtybhdp
— 梛(南の国の果報者) (@4nagiminakuni3) June 26, 2022
私の宝塚記念が6年かけて完結した!
あの時の思いが成仏した!
これだから競馬はやめられんのだ!!
本日は2:40~
上半期を締めくくるグランプリ、宝塚記念。
冒頭VTR、いいですね~。
「あぁ、今年前半、こんなことあったんだなぁ~」って感慨深い。
VTRのトップを飾るのが【タイトルホルダーの天皇賞】というのがまたいい!
そして次に写ったのが、お客さんが大切そうにしてる【ソダシ】のぬいぐるみ(アイドルホース)
まさにそれぞれのファンの夢を思いを乗せて、馬たちは駆け抜けていく。
【スターズオンアースの牝馬2冠】
…オークスの放送を途切れさせたことを、早く忘れさせてくれる番組を見せてね。
(私はけっこう執念深い)
そしてそして、【ドウデュースのダービー】
豊コール。感動した。
和生ジョッキーのインタビューが流れましたが、これがまたいいんです。
パドック
レーン姉さん可愛い!
エフフォーリア。うわぁ、堂々としてるなぁ。BGMと相まって王者感あります。
タイちゃんはマイペース系だからあれでいいの。
デアリングタクト、立派な馬体。
ヒシイグアス。なんかのCMになれそうなほどカッコいい。
美馬アリーヴォ!シュッとしてるアリーヴォ!
ディープボンドも綺麗な馬だ。
ここに出てくる馬は、みんなが超一流。みんなよく見えます。
あのぅ、タイトルホルダーは…?
細江さんの推し馬にはアリーヴォが入った! (なんか、マイクの不備があったせいか駆け足でした。タイトルホルダーに関しては「浮き沈みが少ない馬」とのこと)
解説の坂口さんとアンカツさんはエフフォーリア。
やっぱみんなエフフォーリアなのかな。
こいちゃんがディープボンド好きなのは知ってる。なんか天皇賞の時もいっぱい喋ってた印象あるし。
どの馬好きか、どの馬評価するか、みんな自由だけど、タイトルホルダーの名前が出ないから
ちょっと…ちょっとだけフラストレーション溜まってきたぞ。
けどイライラしたっていいことないんだ。
欲かいたって、過信したっていいことない。
平常心平常心!!
本馬場入場
アリーヴォ可愛い!
しかしやっぱり目がでかい!
(後で録画を見返したら、岡安さん『これは、勝算ありーヴォ』と言われてました。笑うところ!? ねぇ、これって笑うところ!?)
あれ?タイトルホルダーは?
…車庫入れしてるぅ!! (後退りしてる!)
タイトルホルダーが、逆らうような仕草を見せるのを撮られるのって珍しいです。心配になってきました。
そしてメロディーレーン!
『全国2万9000人のインスタフォロワーの皆さんお待たせしました』
この謳い文句、いい!
その後、何か場内どよめいたなと思ったら、タイトルホルダーが返し馬に入ったとのことでした。
…どんな様子だったんだろ。
先ほど、タイトルホルダーが気の悪いところを見せたことに関してですが
アンカツさんは「キャンター行き出してからは普通にこなしているしまぁ大丈夫だろう」という向きの話。
高橋さんは「歓声に、観客に驚いてる」との見立て。
でもこちらも、そこまで深刻に捉えるもなかろうって口調でした。
安全第一
あれっ?
どした? オーソリティ?
ゲート前で馬体検査されてます。
取り消しかぁ…。
けれどこの前の阪神牝馬Sのムスメちゃんのように、私「疑わしいなら無理することはない」と思う主義。
走ってから故障、その分大ケガ、になるよりずっといいです。
視聴者プレゼント! 川島さんの予想!
ここで、私の溜飲を下げる出来事が!
川島さん、最後の勝負でタイトルホルダーを選択!!
ありがとうございます!!
他の人たちは、誰もタイトルホルダーを本命にしてくれないのですが、ここで私の気持ちが救われました!
ありがとうございます!!
(シャンプーハットてつじさんが、アリーヴォ本命なのは嬉しいけどね)
近付く発走時間
カメラ回って驚きました。
エフフォーリア!? 発汗ダラダラやん!!
ソフトクリーム持って衝突されたかのような汗です。
あ、暑すぎるんだよ。
イレコミとかそんなんじゃない。これ気象のせい。絶対そう。
タイちゃんも微妙にカッカとしてるのが気にかかる。
願わくばみんな落ち着いて、地力を発揮してほしい。
高橋さんのコメントに頷く私。
そうなんだよ、凱旋門も登録している。父ドゥラメンテが掴めなかったものを手にして欲しい!
宝塚記念の発走です!
宝塚記念のオリジナルファンファーレが鳴り響きます。
ゲート入りはみんなスムーズ。
スタートしました!
アイアンバローズがちょっとはね上がるような形。あ、勿体ない!
すーっとタイトルホルダーが先頭に立ちました。上手い!!
上手いはいいけど絶対先頭立つって言ってた君はどこ!?
イレギュラーなことしないで!?
…この数秒間の出来事がめちゃくちゃ長く感じられました。
あー、はいはい、来た来た。
パンサラッサがやってきて、タイちゃんハナを譲りました。
大丈夫大丈夫、相手を見ながら最後にかわす稽古積んできたから。
超逃げ馬対策してきたから。
パンサラッサ、後続を引き離します。 この前の天皇賞みたいな景色の、タイちゃんの位置にパンサラッサが居ます。
はい、落ち着け、落ち着け私。
すたこらさっさとパンサラッサぁ!?
絶対家で考えてきただろーと言いたくなるような実況からほどなく、最初の1000mを迎えました。
『57秒6!!』
岡安さんの声が上ずったのと同時に歓声、どよめき。
これは異常事態。異例の事態。
パンサラッサ、どこまで持つのか、逃げ切るのか、大丈夫なのか。
『和田竜二の鞭!』 鞭と和田さんで思い出すもの、それはキセキさん!!
直線入りました!
タイトルホルダー、若干客席側を見ながらそれでも先頭!!
先頭? 先頭立ってる!? ホントに!?
あ、うん。確実に先頭に立った。あー、でもまだ気は緩められない。後続来るかもしれない。
いや、これは追い付けない!
このまま行ける、行ける、行ける。
布団バタバタしながら、自分が涙ぐんでることに気付いていました。
『2分9秒7 ! とてつもないレコードタイム!!』
レコードホルダーだ!!
(ただ私は、恐ろしいレコードが出る度にいつもヒヤリとします。
あと一週間から10日くらいは気がおけない。
タイトルホルダー元気ですよ。全馬ケガなく無事ですよ。数日経過した上で、その言葉が聞きたい)
そしてここで、場内のどよめきが急に大きくなりました。
どうやらゴールの様子が大写しになって、デアリングタクトが3着確保したっぽいことへの歓声のようです。
女王の復権。
デアタクさんを追ってこられた方々には、こちらも涙出る程の感激だったんじゃなかろうかと思いました。
勝負ごとである以上、人によって馬によって、結果は悲喜こもごもにはなるけれど
こうしてみんなの夢を乗せて、宝塚記念が凄まじい花火を打ち上げました。
陣営の皆さま、ファンの方々、大変失礼いたしました。
横山和生勝利ジョッキーインタビュー、そして番組はフィナーレへ
『この仔と一緒にリズムよく走れればきっといい結果はついてくる』
あー、いい言葉。
『僕が怯まないように』
いい言葉。
和生ジョッキーとタイトルホルダーは性格的にも合っていると思うのです。
個人的にはこのコンビで行ける所まで行って欲しいと思います。
川島さんの予想は思いっきり当たりました。
凄い!まさに有終の美!
上半期の締めくくりにふさわしく、競馬も番組も感動的なフィナーレを迎えました。
あれ?そうだ、アリーヴォさん…。