書きだしたけど、途中になってた皐月賞記事
本来なら、祭りの空気に満ちているクラシックはどこか重たい雰囲気がありました。
昨年のクラッシック
「今年の三冠ロードや如何に」てな意味合いで
昨年の勝ち馬が紹介されました。
…そうか、去年は三冠わけ合うかたちになったんだ。
それはそれで面白かったよなぁ。
そして今年は…。
76年ぶりの快挙
VTRのトップを飾るのは、牝馬のレガレイラ
牝馬の皐月賞挑戦ってなかなかハードル高そうだけど…既に牡馬相手にG1勝ってらっしゃいますからなぁ。
2歳王者
ジャンタルマンタル
(私、共同通信杯でミスる馬、親近感持てるんです)
さらに
シンエンペラー
コスモキュランダ
メイショウタバル
ジャスティンミラノ...
ま、ここには居らんな…、私の贔屓のミスタージーティー(ドゥラメンテ産駒)
ん-、まぁ予測はしてたけど。
そっかぁ、8番人気かぁ。
パドック
かぽかぽと、蹄の音が聞こえてきます。
優雅な空気さえ漂うのが、
あぁ、クラシックだなぁ。G1だなぁ。
エコロヴァルツ
武さん乗ってでも11番人気か~。
ミスタージーティー!!
だからって、わけじゃないけど、手綱を取るのはお兄さんの佑介騎手!!
過剰なドラマを求めるのも違うかもしれませんが
何か見えざるものの存在を願ってしまうのです。
馬は、何か興味あるものあったのか…可愛い仕草を見せていました。
わぁ、シンエンペラーの鮮やかな栗毛っぷりが…と思ってたら何だこの栗毛揃い踏み!
光の加減?
サンライズアース
ダノンデサイル
ビザンチンドリーム
ウォーターリヒト
彼ら全頭栗毛だよね??
離して歩かせてるレガレイラ。やっぱり牡馬と比べると細いけど。でも優雅で優美というやつだ。
徹底予想
まぁ!!
シャンプーハット恋さんがミスタージーティーを!!
スタジオ内では誰にも挙げてもらえないのではと思ってたので嬉しいです。
『この2頭だけ見つめていたいので…』
そうしましょう!!!!!
本馬場入場
うわぁ、凄い人!
みんな、熱中症に気をつけて!
大好きなテーマ曲も、今日聴くのはちょっと切ない。
馬上の人たちもどこか神妙な面持ちに見える。
その…受けとる側があまりしんみりして落ち込むのは、ご本人やご遺族の望みではない、と言われていても。どうしても。
ミスタージーティー出てきました。その紹介は
『風に誓う、空に誓う、譲れぬ思い』
それは…そういうことを仄めかしているんですよね。
ルカランフィーストの黒い馬体が芝に映える。あぁ、確かにイスラボニータに似てる。
『全人馬無事に力を発揮し戻ってこられることを心より願っております』
推しが、凄い人気を背負ってるわけでもないせいか、それともどこかまだ、はしゃぐ気持ちになれないせいか
有力馬に対する解説を、ぼんやりと聞いておりました。
あら? ダノンデサイル馬体検査ですか。
ノリさんは異変感じたら、そのままにしない人だからな。
待たされる他の馬には、この時間、如何に自分を保てるか。
まさかスタオンちゃんの時のオークスみたいに、放送時間に支障が出るほどの待ち時間にはならないと思いますが
皐月の栄冠に輝くには
精神面でもオトナである必要がある、それが試されているということでしょう。
あ、そぅかぁ…競争除外かぁ…。
あぁ、けど、全人馬無事が何よりです。
少しでも疑われるところがあるなら
思いきって 休もう!!
おおお、ミスタージーティー尻っぱね。
『強き思いと共に』
勢いついてたので、それでもすっとゲートに入りました。
スタートしました!
特徴的なメンコを追います。
タバルぶっ飛ばすなぁ~。
さっき荒れてたけど。
早いやん時計!
『1000メートル57秒5!?』
実況もわざわざ声を上ずらせて
如何にハイペースか伝えてきます。
前空くか?
ミスタージーティー、ちょっと行こうとした姿勢が見てとれましたが。
…あー、あかんな、他の馬が強い。
レコード?
先着馬が早いだけで
大丈夫だよね?故障馬出ないよね!(数日間気が抜けそうにありません)
正直、レコード更新を以前ほど喜べないよ…。
勝利したのはジャスティンミラノでした。
おめでとう。よくやりましたね。
ジャスティンミラノ 友道調教師が藤岡康太騎手と交わした会話を振り返られる…。
こんなん切ないよ…。
「2週前、1週前は康太が攻め馬に跨って、そのたびに細かく状態を教えてくれました。
最後のあと押しは康太のおかげだったし、喜んでくれると思います。
康太、ありがとう。
本当にお疲れさまでした」戸崎騎手の言葉。
届いたかな。 pic.twitter.com/SG5fqsMfSt— 競馬ブック 自由帳 (@bookjiyucho) April 14, 2024
( ↑競馬ブック自由帳 さまのXより)
ジャスティンミラノは藤岡康太騎手が調教をつけられた馬でもありました。
そして今回の勝者はそんな形でのジャスティンミラノでしたが
藤岡康太騎手と特に親しくつきあっていた騎手、
藤岡康太騎手に導かれて勝った馬(現役や、将来やってくるであろう産駒含め)
お兄さんの佑介騎手のこと、
お父さんの藤岡厩舎とそこの馬たち、
縁深い存在が多すぎて
どの場所にも、藤岡康太騎手絡みの話がありそうです。
そしてそれが
よくある言葉ではありますが
『心の中に息づいている』
『忘れない』
ということなのだろうと思いました。