パドック詐欺でもなんでもいいのだ
ふわーん、きれいな尻尾やぁ～～～！
パドック見てると皆さんシッポには個性があるのですが、キセキさんの長いシッポの美しいこと…。
意思を持つかのように、風に揺れ、地面を撫でていきます…。情念をはらんだ女の黒髪のような…。ふわぁ…惚れ惚れする。もうキセキさんなら何でもいい。
キセキさんは7番人気
番組は当然の如く、これがラストランのコントレイル推し。
そしてシャフリヤール。オーソリティー…といったところか…。
キセキさん、VTR要員になれませんでした。仕方ないけど、仕方ないけど。
『今回は除外』されてるみたいで悔しいぞ。
本馬場入場まで適当に流し見することにしました。
レース前は、肩の力抜いてリラックスリラックス。
本馬場入場
…キセキさんは！？ おい、5番だぞ！
知ってる、知ってる、キセキさんは他馬と一緒にしない方がいい。後から来てる可能性大。
それともアレか？
福永センセイが鶴首良くない説を提唱したから馬券売上の為に映されないのか！！！！？
待って待って、キセキさんは、最後の最後に映りました。
うっわぁ～！秋の西日に輝く美しいトモ！！何度騙されたっていい。私たちは貴方についていく。「闘魂注入和田竜二です」また言ってるよ。もうこの時点で十分面白い。
ゲート前でキセキさんが立ち尽くしている姿が映りました。これは吉と出るのか凶とでるのか。
「飛行機雲が軌跡を描く」
もー！キセキさんが呼ばれたかと思って一瞬どきっとしたじゃないか～。
福永騎手が時間をとってコントレイルを歩かせています。勝たせないといけない人は大変だなぁと感じ入ります。
勿論キセキさんの奇跡、大番狂わせも期待しているけれど、コントレイルさんサイド程、口から心臓が出そうな思いはしていません。どこかのんびり見ています。
はい、18のジャパンが入って、ジャパンが入って…。
「今スタートが切られました！」
赤帽キセキさん…違う！出たのは隣のグランドグローリーの方だ。
「キセキは行きません、キセキは行きません」
大事なことなので2回言いましたっ！！
この前の京都大賞典のアナウンサーさんですよね？ （←別人じゃねーか）
「最後方になんとキセキ、最後方になんとキセキという」
うん。驚いてますよ。
向こう正面…あっ！キセキさんこんなところから上げてきたよ…。
「さぁキセキ行った！キセキ行った！」
もうこの辺りから身を揉んで笑い転げています。競馬見て免疫細胞が活性化されるとは考えもしませんでした。
あっという間に先頭じゃねーか。場内大歓声？いやこれは笑うだろー。
「キセキが行ったキセキが行った、やはり先頭指定席。第4コーナーカーブを迎えています」
夢見ていい！？
もしかしたらもしかしたら、ここで息入れて突き放して！ パラレルワールドに私を誘って！
まだ持つ？まだ持つ？
…あーーー。これは飲まれたな。
せめて掲示板ーーー！！
キセキさんは馬群に吸収され、私は興奮状態をここで解きました。
後は「あぁ、勝たないといけない人たちは大変だったろうなぁ」と勝利馬の陣営がここまでなめ尽くされたであろう労苦に思いを馳せます。
キセキさん…面白かったです。それしか言い様がありません。
スタートが上手く決まれば『万に一つ』の可能性が『百に一つ』になってたでしょうか。
どちらにせよ楽しませてもらいました。ありがとうキセキ。競馬板が賑わうのが今から目に浮かぶわ。
私のしあわせ
『福永さん キセキ 鶴首』 の検索ワード入れたら（その時点でちょっとおかしい）
当ブログ『南の国の果報者』が6番目に上がっていました！
（↓福永ジョッキーが手綱を取った今年の宝塚記念）
いやぁ、せっせと書き続けてよかったなぁと思うと瞬間です。
当ブログはこれからも、頭キセキ民の一員として、彼を追い続けることを誓います！
