「ルーラーシップ&ドゥラメンテ産駒を追う」 2023天皇賞(春) 【嫌な予感は当たってしまった】

競馬

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 レース終えて

 

もう、結果から先に書くしかないでしょう。

 

ご周知の通り、タイトルホルダーはゴール板を駆け抜ける、というわけにはいきませんでした。

 

この記事を書き始めている5/1の夜現在、跛行の発表がなされています。
→5/2 「骨には異状なし」と発表されました。

 

 

栗田調教師が、比較的早いうちから「重傷ではない」と言われた言葉にすがっています。

(↑ 東スポ競馬さまのTwitterより)

 

早々に重い怪我が判明したのがトーセンカンビーナ

 

(タイトルホルダーの競走中止に頭真っ白になって、その後レースがどうなったかほとんど目に入っていなかったのですが 完走したトーセンカンビーナに重い故障が発生してしまいました)

 

 

何も手につきません。

 

…は、大袈裟だけど、かなり集中力落ちてます。

 

全ての娯楽や、普段なら心動かされる筈の日常のあれやこれやも、何だか紗の向こう側です。

 

 

天皇賞春の観戦日記はお蔵入りにしてしまおうかとも思いましたが

タイトルホルダーが不調の中、それでも頑張った物語。

 

なかったことにもしたくない。

 

そして、私自身が吐いてしまわなければ、外に出してしまわなければ、次の一歩を踏み出せそうにもない。

 

なのでいつも以上に、自分の発散の為に、書いてしまいます!!

 

 

これ以降は、天皇賞当日、テレビ観戦しながら残していたメモを元に、いつものように書き起こしております。

 

 

 

 

 血が騒ぐから、フジテレビ系列

 

 14:40 【競馬BEAT】がスタート

 

新装京都競馬場…。

なんか…静寂が似合うんだよな。

 

それは天皇賞という歴史あるレースのせいか。

 

京都という補正がかかるせいか…。

 

 

一番人気のタイトルホルダー、当然のことながら、冒頭VTRに採用されてます。

 

かわいい!

 

静止画にすると目がくるんくるん。

タイ君って、どちらかと言えば丸目なんだよなぁ~」

ドゥラも目元印象的だったけど、こっちは切れ長系でオトコマエ感あったよなぁ~」

 

あー、どの絵も美しい、美しい、 美しい!!

 

 

あぁ、ドゥラメンテ産駒からこんなにも磐石の主役扱いの仔が出てくれるとは…。

 

…幸せだわ。

 

ドゥラの限られた種牡馬生活の中で、幸運だわ…。

 

 

 馬場は稍重

 

だ、そうです。

 

稍重かぁ…多少渋る方がいいと言われてるし。

 

凱旋門みたいなおかしな馬場にならなければ、タイ君の能力をもってすれば恐れるレベルでないと思ってます。信じてます!!

 

 

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 和生騎手のインタビュー

 

そうそう! タイトルホルダーらしく走りきること!!

 

ひいいぃ~横山和生ぉぉお~~!!

 

今回も、ファン悶絶の決め台詞、いただきました!!

 

 

 

 

そうか、金曜日には早々と京都入りしてたんだー。

GWは何があるかわかんないもんねー。(皆さん色々考えておられるんだなぁしみじみ)

 

 パドック

 

広いなぁ 京都のパドック。

 

実は京都競馬場、改装前にも一回しか行ったことがなく、記憶も曖昧なのですが、それでも、以前と比べて格段に広くなった!と感じました。

 

あの日、人混みに我が身をねじ込んだことを思えば、この新装パドックは希望する見物客のほとんどを受け入れてくれそうな広さです。 懐広くなったぞ!

 

 

 

あれぇ? (メロディレーンちゃんと並んでないのか?

 

…3と来て4!! を期待していたので 「あれれれっ?」

 

 

タイトルホルダーのすぐ後ろを歩いているのは、遠目にも明らかにでかい仔だぞ?

 

えぇ~!並んで歩かせなきゃ!

ファンの脳を焼ききらなきゃ!

みんなこの写真欲しいだろうにぃ~。

 

(小柄な牝馬のレーンちゃん、どこを歩かせるかは重要なことです。ですのでこれはあくまで、ただの姉弟信者の戯れ言です)

 

 

 15:00~ NHKの中継に移る

 

特定の馬をガンガン推してくれるフジ系列を見るか、それとも淡々と、中庸路線のNHKか。

 

しばし迷ってNHKを選択。

 

「フジは、後からにやにやしながら録画見ーよぉっと」

 

ただ、今思うと、リアタイでフジテレビを見ていた方が、タイトルホルダーの様子がよくわかったかもしれないな~とちょっと、判断を悔やんでます。

 

アンカツさんは「何かいつもと違うかも」って言われてたそうだし

細江さんの反応もイマイチ渋かったらしい。

 

補足:「らしい」「らしい」と連発していますが、見るの辛くてまだ録画を見る気になれないのです。
補足:7/20 録画の整理の為、ようやくフジTVの番組を見ました。
ほんとだ、アンカツさんの見立ては凄いな。

 

ジャスティンパレス 落ち着いてるな~。

 

ディープモンスター。 もうG1出てくるような馬はみんなみんなオーラってもんがあるよね!違うよね!

 

そしてタイトルホルダー

普通だ!なんか普通だ!平常心過ぎる。

「余裕かましてる」と言われてる!

 

 

ふわぁ!レーンちゃん小さ~い。

こりゃファン増えるのもわかりますわ~。

 

 

NHKのいいところは、極端に特定の馬を追わないところ。

そして解説者の言葉を受けて、アナウンサーが用語の説明をしてくれる、今日初めて競馬見る人にも親切な番組設計。

 

 

 

 

そんなNHKでも、圧倒的支持率のタイトルホルダーは無視できないのか、ここで彼のプール調教の映像がインサートされました。

 

これ、前にも見たけど可愛いんだよなぁ~。

入水する時の「え゛~」みたいな一瞬の表情が!

 

親切なNHK、プール調教の意義についての解説も入ります。

「勉強になるわ~」

 

 

 

号令がかかりました。

 

おお。みんなぴたっと止まった。

 

 

あぁ、和生!

(と、いうかタイトルホルダーの時の勝負服)

もう! すぐに目がいくように私が調教されております。

 

ご家族に一礼して後、タイトルホルダーに騎乗。

 

ひぃー尊すぎるー。

 

 本馬場入場

 

タイトルホルダー走ってる!

 

他馬嫌いの彼の為に、集団から遠ざけるのはいつも通り!

 

いつも通り!

 

…やっぱりここでフジテレビ見てたらよかったんでしょうか。

 

ただ、第6感が働いたとでもいうのか、どうも、期待度が下がってきたというか、なんだか楽しくなくなってきたのです。

 

なんか落ち着かない…。

 

タイ君、普段通りにしたらいいんだ。

普段通りの君なら勝てる。

普通でいる事こそ。大変であり大事だ。

 

 

集中力が続かなくなってきた。

 

あー、なんか早く終わってくれないかなこのレース。

 

…あれ?

 

どうした自分。

 

 

ひゅううううう(集中力萎む音)

 

何だ?

ほんとどうした私?

 

 

ほらっ、

このっ、紫のゴール板を彼は駆け抜ける。

そのシーンが向こう一年使われる!

それ想像したらさぁ、わくわくしてくるじゃない? ね?

 

 

 

 

 スタートしました!

 

このどよめき、ボルトがまた出遅れたとか?

(2枠を凝視してるから他馬の動向がわからないんです)

 

 

タイトルホルダー、いつものようなダッシュつかない。

 

いい時ならもっとスムーズにハナを奪える…。

 

いや、定石通りに行かなくたっていいんだ。

 

ただ、そこで焦って消耗はしてほしくない。

 

「何が何でも先頭にならなくても大丈夫な調教もした」って言ってたよね?

 

 

正面前を全馬駆け抜けます。

場内に併せ拍手を…。

 

 

あれ~、何だこの感じ。

 

全っ然、高揚感ない。

 

敗色濃厚だと直感が働きながらも、参加したことを称える為に拍手を送るレース。

 

この感覚、いつあった?

 

去年の有馬?

 

それともダンちゃん(ダンビュライト)が競走中止したやつ?

 

 

なんだっけ、と記憶を辿っている間に…

 

 

アフゴ先輩どした?  変に下げたな。

 

あ…こりゃ完全な失速…。

 

ガス欠とかそういうのではない、

どんどん置いていかれている。

これは競走中止のやつ。

 

 

そして。

 

タイ君は、先頭に立ったかと思えばその座を譲り、一瞬これも作戦のうちかと肯定的に考えようとするその目の前で

 

いつもなら何ともない筈のところで

 

いつも通りに行かない状態に陥り、もがき

 

 

あかん、これ、止めろっ、止めて!!

 

 

そこから先はよく覚えていません。

 

タイトルホルダーが失速し、

馬群から確実に離れたところで

…悲しい光景だけどひとまず安堵したのを覚えています。

 

あれ以上走らせちゃダメだ…。

 

テレビの中では、無事完走しきった馬の中から誰かが勝者となり

(すみませんが、一瞬にして全てが遠い世界のことになってしまった当時の心境は…ほんとにこんな感じだったんです)

栄誉を受ける支度が始まっていました。

 

あ「君が代」が聴こえる。

 

 

 今はただ

 

ドゥラメンテの時ほど…のことにはなってないんじゃないかと…思ってます!

 

そう思いたいです。

 

ただ、時間経って判るものもあるし、これも又、父ドゥラメンテの時のように、水曜までがめちゃくちゃ怖い!!

 

それでも、すぐに命に関わるようなケガを負わなかったことは感謝しています。止めてもらってよかった。

 

アフゴ先輩は、元気そうにしている姿が公開されました。

 

トーセンカンビーナはどうしているでしょうか。

 

そしてタイトルホルダー

 

今後のキャリアはさておきまして、どうか皆、無事でありますように。

 

 

ずっと君を見てきた。

 

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